昨年6月、今年8月と2度にも及び日本原電の東海第二原発の再稼働工事において防潮堤欠陥工事が内部告発によって発覚しました。つまり日本原電は工事の欠陥を把握しておきながら内部告発されるまで公表しなかったのです。
しかもまだ日本原電は東海第二原発の再稼働を諦めてなく、本来9月に終了予定だった再稼働工事を2年3か月も終了時期を引き延ばして再稼働するとしています。
また、日本原電のもう一つの原発である敦賀2号機においては真下に活断層があり、規制委員会に「不合格」認定されました。この敦賀2号機においても日本原電は再稼働を諦めていません。許されないことです。
しかしこの2つの原発の状況を考えれば、逆に日本原電をさらに追い込むチャンスでもあります。このタイミングで日本原電を追い込むべく集会を行い、さらなる一撃を日本原電に与えれば東海第二原発の廃炉が十分に視野に入ってきます。
そしてそれを実現させるためにはここで改めて首都圏の東海第二原発の廃炉を目指す団体・個人が連帯し、これまでの運動をさらに強くしていく必要があると、先日の ‘とめよう!東海第二原発首都圏連絡会’ の世話人会議において確認され、この集会を行う運びとなりました。
この集会では茨城から東海第二原発差止め訴訟原告団・共同代表の大石光伸さんをお呼びして防潮堤の欠陥工事などについてお話し頂き、福井県敦賀市からは原発住民運動福井・嶺南センター事務局長の山本雅彦さんお呼びして敦賀原発2号機などについてお話して頂きます。
またそれだけではなく、‘とめよう東海第二原発 首都圏連絡会’ としての今後の行動提起をさせて頂きさらには、東海第二原発を廃炉にするために今まで活発に活動されてきた首都圏の各地(茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川)の各団体にそれまでの活動報告などをして頂く予定です。まさに首都圏の多のく団体・個人の連帯を目指す集会です。
この ‘東海第二原発を今こそ廃炉へ!11.30集会’ に奮ってご参加頂き、連帯してこれからの東海第二原発を廃炉に追い込む運動をさらにパワーアップさせようではありませんか!奮ってご参加下さい!!以下にこの集会の告知チラシを貼り付けます。
東海第二原発・防潮堤欠陥工事チラシを改訂しました!
東海第二原発は茨城県の東海村にある原発で、福島第一原発事故があった2011年3月11日、この東海第二原発にも津波が押し寄せ、原子炉を津波から守る防護壁の高さ(6.11m)まであと71㎝の高さ(5.4m)の津波が押し寄せました。その時、非常時に使う非常用発電装置1台が使えなくなり、大事故になる一歩手前でした。
その東海第二原発ではいま、原子炉を津波から守る防潮堤の工事をしていますが、この工事において欠陥工事が発覚しました。それは原子炉を津波から守る防潮堤の鉄筋コンクリートの一部で、コンクリートがしっかり打設されてない、鉄筋が変形している、地下の岩盤部分まで届いていない、というものです。
そして今年の元旦、石川県の能登半島でマグニチュード7.6の地震がありましたが、その震源地から約60kmも離れた志賀原発で、変圧器の油漏れ、防潮壁の一部が数㎝沈下、発電所内の道路に段差が発生、などの事故が起こりました。もしこのようなあるいはこれ以上の大地震が茨城県沖で発生したら、東海第二原発は過酷事故に見舞われる可能性があります。
しかも東海第二原発周辺30km以内の市町村には原発事故の際の避難計画の作成が義務づけられていますが多くの自治体がいまだに作成できていませんし、作成できたところで能登半島地震の避難実態を見れば明らかなように、計画通りどころか避難することさえもでない状況が多く発生することが分かりました。
私たち首都圏連絡会は東海第二原発の再稼働を絶対に阻止します!
以下にその署名用紙を貼り付けます。
この署名用紙は下のアイコンからダウンロードできます。
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とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会
〒101‐0061
千代田区神田三崎町3-1-1
高橋セーフビル1F たんぽぽ舎気付
Tel:070‐6650‐5549
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